(2007年03月27日)
アラビカ:方向感欠く展開か
東京穀物商品取引所のアラビカコーヒー相場は、新規の手掛かり材料に乏しく指標のNYも動意の薄い状態の中、方向感の定まらない値動きが続くとみられる。
減少を懸念していた東京アラビカコーヒーの取組高がここにきて回復傾向にある。2月27日現在の3万3929枚から3月15日の2万7858枚まで18%も減少したが、そこから増加に転じ、同21日現在で2万9278枚まで回復した。
しかしながら、取組高の回復だけで基調が完全に好転したと捉えるのは時期尚早とみられる。強気ペースの展開を見込むには独自の強力な支援材料が欲しいところだ。
東京アラビカ先限の推移を見ると、3月14日の安値2万1420円(1袋〈69キログラム〉=10円)から22日の高値2万2690円まで1270円の切り返しを演じた。ただ、これは2月末からの下げ幅3330円(2月26日の2万4750円→3月14日の2万1420円)に対して3分の1強に過ぎない。
下げ幅の半値戻りならば、1665円高の2万3085円となるが、このまま半値戻りを目指すことが出来るかどうかといえば、新規材料難の中、「大順ザヤ相場を警戒する声もある。そのため、半値戻りを達成できるかどうか、その判断は難しい」(市場関係者)と見ざるを得ない。
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