(2007年04月02日)
白金:先限4600円台に上昇
東工取の白金相場は、中東地域の政治的緊張を背景に先限ベースでグラム当たり4600円台前半で堅調。3月上旬までの下落に対する3分の2戻しを突破、上値試しが見込まれている。
指標のNY白金期近は2月28日のトロイオンス当たり1269・00ドルを高値とした後、3月5日に1164・00ドルに下落。その後は株式相場をはじめ、金、原油相場の戻りを好感して反発。9日に終値ベースで1200ドル台を回復するなど底堅く展開している。
2月27日の中国上海株式市場の下落をキッカケに世界同時株安が進んだが、株式市場が落ち着きを取り戻したことで商品市場も需給動向を中心とした値動きを強めている。白金は独自要因に乏しく、ドルや金、原油の値動きに影響される動きとなっている。
最近はイランの核開発を巡る中東地域の地政学的リスクの高まりが原油の供給不安を広げており、原油や金の押し上げ要因となっている。
当面は中東地域の緊張や金相場の堅調に支援され、1200ドル台で上値を試す展開が見込まれている。
東京市場の先限は2月26日の高値4782円から3月6日の安値4286円まで496円幅で下落。その後は20日に半値戻しの4534円を超え、30日には寄り付き4629円と3分の2戻しの4616円を突破、強基調で展開。
当面は4500円を下値抵抗線に、同水準までの下押し局面は買い場提供と観測されている。直近の高値4782円を意識した値動きが見込まれている。
ソーシャルブックマークサービスにこの記事(ページ)を登録