(2007年04月05日)
ガソリン:上値抵抗線突破で強基調
石油製品のガソリンは別掲の期先の足取りにみられるように、前月末に相場はそれまでの上値抵抗線であったキロリットル当たり6万2000円を突破した。ケイ線の形からは5万7000円台を下値にした大きな中段からの上放れであり、テクニカル的には弱気の余地がないもので、この時期はガソリンの需要期、そして元売り精製施設の定期修理期でもあり、これによる供給減退が意識されやすいといえよう。
このようにガソリンが上放れたのは、指標となるNY原油がイランを巡る地政学的リスクに一時バレル当たり68ドルの高値を付けたことに刺激されたものだ。
ガソリン、灯油はその現物実勢に難点があっても、今回のようにNY原油さえはっきりした方向に動けば、これにはダイレクトに追随するということであろう。もっともガソリンはこれからが春の需要期であることを考慮するなら、元売りによる精製施設の定期修理とも重なり期近はこの影響下に入りそうだ。
国内ガソリンはテクニカル面とその季節習性から、強気相場がなお続くとみられる。期近と期先の順ザヤが縮小する可能性もある。
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