(2007年04月09日)
金:先限2600円近辺で堅調
東工取の金相場は、原油高やインフレ懸念、ドル安などを背景とした海外相場高に支援され、先限ベースでグラム当たり2600円近辺で堅調。
指標のNY金期近は2月27日の高値でトロイオンス当たり692・50ドルから3月6日に安値634・50ドルまで58ドル(8・4%)下落した後、株価の回復、イランを巡る地政学的リスクなどを材料に反発。今月3日に下落幅に対する3分の2戻しを達成。4日には680ドルと堅調。
イランは3月23日に英海軍兵士15人を拘束して緊張を高めたが、今月4日に英兵の解放が伝えられ、金は一時売り込まれた。ただ、イランの核開発問題を巡り同国と欧米との緊張は続いており、イラン情勢の緊張は流動的とみられている。
米経済の景気減速が懸念され、ドル売り・金買いの要因となっている。米供給管理協会の3月非製造業景気指数が4年ぶりの低水準にとどまり、同国の景気減退観を強めている。
原油相場の上昇がインフレ懸念を高め、ドルを圧迫している。米国内ガソリン在庫の急減で原油の買い戻しが活発。
東京金市場は2月26日に先限ベースで高値2702円から3月6日に安値2378円と324円(12・0%)下落。その後は海外高と円安で反発。3月下旬に半値戻しを達成。今月5日には3分の2戻しの2594円を突破した。
ソーシャルブックマークサービスにこの記事(ページ)を登録