(2007年04月12日)
ゴム:春高が近年のすう勢
ゴムは期先の足取りにみられるように、相場は今週初めにキログラム当たり290円台に乗せて、最近の高位置でのもみ合いが上放れるような動きをみせた。
今年2月に日足上では「三尊天井」を形成し、以後の下落相場の有力な手掛かりになったことで、弱気筋がこれで意を強くしたのは間違いない。
しかし、2月下旬からの世界連鎖株安によよる国際商品相場の下落局面にあっても、ゴムは期先が250円の下値さえ下回ることなく、その後は次第に水準を切り上げたことで最近の高値のこれが伏線となった。
3月はその後に期先が275円を下値にしたもみ合いを再び形成し、これが上放れるような展開をみせたのが最近の経緯である。
既存限月が今年2月の高値である290円台に乗せて初めて、前述の三尊天井を覆すことになるが、すでにこの天井説は否定されたものと見ることができる。
産地市場は今が減産期で、本年はゴムに限らず異常気象下での天候相場であることから、この点は強気に利するものである。
中米両国の景気見通しが良好で、石油や貴金属の市場情勢も強いとなれば、ゴムが近年のように春相場で本領を発揮するということが有力視されることになる。工業品全体が強いので、押し目買いか。
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