(2007年04月23日)
金:先限2600円台で頭重い
東工取の金相場は、NY相場安や不安定な為替動向を嫌気、先限ベースでグラム当たり2600円台で頭重く推移している。
指標のNY金期近は今月13日にドル安を背景に高値ベースで690・50ドルと690ドルを突破、昨年5月17日以来約11カ月ぶりの高値を更新。17日には694・70ドルと3月6日の安値(634・50ドル)から9・5%上昇。その後は690ドル前後と上昇一服感が強い。
市場は700ドル台回復が見込まれていたが、20日に一時682・50ドルに下押すなど上値の重い展開となっている。市場筋によると今月17日時点で7日間の相対力指数は70%を超えており、買われ過ぎ感を強めている。短期的には調整局面も想定されている。
ただ、上昇トレンドは維持されているとの見方が多い。ドルは対ユーロで軟調に推移しており、04年12月以来のドル安・ユーロ高となっている。消費者物価指数(CPI)、住宅着工件数、鉱工業生産指数など米経済指標が総じて市場予想を下回り、米経済に対する懸念が広がっている。
東京市場の先限は3月6日の2378円を下値に反発、今月9日に2600円台を回復、17日に2679円と安値から12・7%上昇。2月27日のギャップ2676円を埋めた。当面の上値目標は2月26日の高値2702円とみられている。
ソーシャルブックマークサービスにこの記事(ページ)を登録