(2007年05月02日)
コーン:東京コーン、上下にブレる展開か
東京コーン相場は、目先的に上下にブレる展開になるとみられる。
カギを握るのは米中西部の天候。一時的に好天になっても畑が乾燥して再び悪天候に戻ると供給不安は膨らむ。東京市場は為替相場の動向をも睨みながら波乱含みの展開になるとみられる。
また、天候相場時にはシカゴ定期市場引け後の気象情報を織り込む夜間取引の動向から目を離すこともできないとみられる。
ただ、今週はゴールデンウィーク真っ只中の週で営業日も限られていることから整理商いが中心となるか。ゴールデンウィーク明けには、米コーン作付進捗状況が非常に重要な要素として注目度が高まるとみられるため、天候次第で大きく上下にブレる展開を想定しておく必要がありそうだ。
2007年の米コーンの作付意向面積が9000万エーカーを超え、天候に問題がなければ需給面の不安が小さくなるとの見方がある。シカゴ・コーンが期近ベースで3ドル半ばまで下げているのも、天候が良好なら需給に大きな不安はないとの安堵感がでてきたため。
そのような中で、米中西部の天候が良くなれば、作付面積増大の効果は大きくなる。しかし、9000万エーカーを超える作付面積はあくまでも「意向面積」であって、今後の天候次第で変わってくる点に注意が必要とみられ、依然予断を許さないと気持ちを引き締める必要もありそうだ。
また、米コーンはエタノール向け需要の急増により、07―08年度の総消費量が123億―125億ブッシェルに膨らみ、これを満たすためには高単収を得ることが不可欠であることを忘れてはならない。
なお、米商品先物取引委員会(CFTC)が4月27日に発表した同24日現在の建玉報告によると、シカゴ・コーンは前週比2万2477枚減の23万9706枚の買い越しとなっている。
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