(2007年05月09日)
国内アルミ:高値警戒圏に突入
国内アルミ相場は、海外市況が銅を始めとした他メタル高に支えられる形で底堅さを保っていることや為替の円安傾向を手掛かりとして先限が上場来の高値を更新するなど強張っているが、海外自体、ファンダメンタルズ面からの支援不足から上伸力を欠くだけに、高値警戒圏にあるとみられる。
LME先物は、銅、ニッケルなど僚品相場が再び上値追い気配を示していることから、これが下支え材料となり、トン当たり2800ドル台で底堅さを維持している。銅高については、ペルーでのストをキッカケとしてファンド筋の買いが勢いを増したものの、一部報道によると、収拾の方向に向かっていると伝えており、「買われ過ぎの反動」も懸念される状況にある。
このような状況から、他メタル高によって下支えられているものの、「銅次第の側面を残しながらも、現在のレンジから動意づくとすれば、下ブレ懸念の方が大きい」(市場関係者)との見方が底流している。
一方、国内定期相場は、先限が上場来の高値を更新するなど強基調を鮮明化させている。海外市況の底堅さや円安傾向継続が手掛かりとなっているほか、貴金属高も支援材料になっているようだ。
内部要因的にも売り玉の因果玉化から買い方主導の状況ながら、海外市況の頭重さを軽視したまま上値を追えば、その反動の可能性もあるだけに、高値追いの買いは避けたいところである。
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