(2007年05月10日)
金:先限2600円台で強含み
東工取の金相場は、ドル安を背景としたNY相場の堅調や為替市場の円安などに支援され、先限ベースでグラム当たり2600円台後半の高値圏で推移している。
指標のNY金期近は4月20日にトロイオンス当たり698・00ドルと昨年5月以来の高値圏に上昇した後、今月2日に利益確定の売りに670・00ドルに反落。その後は押し目買いに反発、7日には終値で690・40ドルと690ドル台を回復、約2週間ぶりの高値をつけた。
4日の米雇用統計を受けたドル安も支援要因。4月非農業部門就業者数は予想の10万人増を下回った。「米国経済の後退を示す内容となったため、投機資金がドルから金にシフトした」と指摘されている。市場では700ドルの心理的節目を超えられるかが目先の焦点となっている。
東京市場の先限は4月27日に2607円に下落した後、今月7日に2682円と一代(取引期間中)の高値を更新。安値から2・9%、75円の上昇幅となった。大型連休中にNY相場が約12ドルの急騰を演じたことや円安が支援した。
市場は強気感が台頭しており、2月26日の高値2702円が視野に入っている。ただ、チャート上ではギャップを空けての展開となっているため、高値警戒感が広がる可能性も指摘されている。
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