(2007年05月11日)
輸入大豆:天候次第の動きに
東京市場の輸入大豆相場は、天候で動く作付状況次第の動きに左右され波乱含みの展開になるとみられる。
米大豆の作付進捗率が今後どう推移するかが焦点だが、米コーンの作付進捗状況も注目されるとみられる。これは米コーンの作付動向次第では大豆の作付面積の増減に関わってくるためだ。
4月末にかけてのシカゴ大豆が下げ基調だった背景は、4月の天候が悪く、コーンの作付作業が遅れたため。大豆はコーンの値動きに左右されてきたわけだが、5月はシカゴ相場の流れが変わる公算が大きいと見る向きもある。それは、ブラジル、アルゼンチンなど南米大豆の供給圧迫感が薄れる可能性が高いなどと見られていることにも起因している。
そのほかファンダメンタルズ(需給要因)面では、シカゴ大豆が安値で推移しているうちに、中国が米大豆を手当てしてくる可能性もあるとの見方も一部で出ている。
現在の地合いから見ると、一時的にシカゴ大豆期近がブッシェル当たり7ドルを割り込みそうな場面があってもおかしくないとみられるが、大豆とコーンとの比価を考慮すると、シカゴ大豆の下値余地は乏しいとみられる。いずれにせよ、しばらくは天候次第の動きになる。
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