(2007年05月18日)

アラビカ:産地の天候を注視

東京市場のアラビカコーヒー相場は、上値の重い動きから産地の天候を意識する展開で動意付き強含みに推移するか。

17日には東京アラビカ当限(2007年5月限)が前日比2740円高の1万8230円(1袋〈69キロ〉=10円)で納会した。

納会接近に伴って同当限は軟調に推移、9日には1万5390円と取引期間中の安値をつけた。昨年12月28日の取引期間中の高値2万3170円から4カ月強で約7800円も下落、また内部要因では、取組高2万7000―2万8000枚台、日々の出来高は2000枚以下と低迷。前週まで上値の重い展開を強いられていた。

ただ、納会を経てサヤ関係や内部要因に変化が生じるかどうか、今後の成り行きを見守る必要がありそうだ。

さらに、ここにきて産地の天候が意識される時期に来ており、指標となる現地16日のNY相場は、ブラジルのコーヒー主要産地で気温が低下するとの見通しを好感して大幅上昇。中心限月期近7月限は前日比2・40セント高のポンド当たり109・70セントで終了している。

現地トレーダーは「気温の低下が(NY)相場の上昇をけん引した。また、降霜の予想も出ている。現時点で降霜を見込んでいる向きがあるとは思えないが、先行き期待感はある」と指摘。

このように、今後産地の天候にも注視すべきとみられる。

ソーシャルブックマークサービスにこの記事(ページ)を登録
ブックマークに追加する