(2007年05月25日)
コーン:東京、目先は強調地合い
東京コーンはシカゴ高に加えて、海上運賃の高止まりが相場を支えている。3月以降、弱い動きを見せてきたシカゴ・コーンは需要増大を見直す動きで、市場のムードは総じて良くなっている。シカゴ期近が4ドルを超えるには天候絡みの新たな材料が必要との慎重な見方があるが、現在の東京市場は全般的に弱気しにくい環境にあると考えられ、目先は強調地合いが続くとみられる。
米コーン需要が大型化する状況下で、生産量が減少すれば需給は一段とひっ迫するのは明白。2007年の米コーン作付は4月まで遅れていたが、5月に入って急進展し、1944年以来の大きな作付面積を達成する勢いを見せている。
しかし、問題はこれからの天候。7月の受粉期を乗り切ることができないと、米農務省が11日に需給予想で発表した124億6000万ブッシェルの生産量は確保できないとみられる。
さらに、拡大の勢いが加速しているコーン原料のエタノール需要も無視できない重要な要素となっている。
今後内外コーン相場は「天候次第で波乱含み」との認識に変わりはないとみられる。
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