(2007年05月29日)
ゴム:納会で実勢相場を確認
ゴムは例年、この5月から6月の時期は産地の天候相場との関連によるものか、高値を出す習性がある。
本年もまた、春相場は高原相場を維持したところでそうした局面を迎えている。
5月の展開では堅実な足取りで小幅高を繰り返しているのが大きな特徴で、そうした展開により期先はキログラム当たり270円を下値にして、290円台へと水準を変え、再び300円台に急接近している。
4月にも一度、この300円台にあとわずかまで迫りながら、果たせずに反落しており、2月を交えるとこれで3度目のトライということになる。
工業品相場であることから、石油や貴金属が上昇すればこれには当然のことながら追随するもので、これに為替の円安が重なったケースでは上昇幅が大きくなるとみるのが適当か。
今月の納会が295円台で収まったのは最近の高値が実勢として受け入れられていることを示し、6月の相場展開には強気の支援要因になりそうだ。
この納会値は昨年6月の上場来高値の納会に次ぐもので、これでも産地相場に比較すると東京は割安とみられているので、今月の納会には強気の評価が可能であろう。
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