(2007年06月05日)
灯油:期先は上ザヤ傾向強める
石油製品の灯油は、別掲の期先の足取りではキロリットル当たり6万6000円台で一定の日柄を費やしているが、この高値圏での推移は相場の上昇というよりは発会の際のサヤ、つまり価格差によるものであり、これが季節商品といえる灯油の特徴で、つなぎ足では実態が分かりにくい灯油の一面といえそうだ。実践ではこのような期先のつなぎ足にそれぞれの限月の一代足を併用することが求められるといえようか。
現在の期先は12月限でいうまでもなくこの限月は民生用灯油の年間では最大の需要月である。次が1月、2月である。
石油元売りはこの冬場の需要期に向けて在庫の積み増しを行うのが通例で、例年9月ごろから民生用需要の積み増しを行う。
さて、チャートの形からすると6万5000円あたりを下値にして高原相場で推移するのはほぼ間違いなさそうで、この後指標となるNY原油がガソリンの需給ひっ迫などでバレル当たり70ドル台に乗せるなどのことになると、期先は6万6000円からさらに上値を目指すことになり、この限月にファンドの買いが入るとさらに上値を目指すことが見込まれる。基本は買いであろう。
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