(2007年06月06日)
アルミ:国内、売り場狙いの局面に
国内アルミ相場は、LME先物が再度トン当たり2800ドル台を回復したことから、先限がキロ当たり330円台に乗せたものの、海外市況自体、僚品の銅相場上昇に追随したに過ぎず、独自の支援材料を欠くだけに、高値掴みの買いにはリスクが伴い、売り場狙いの局面にあるとみられる。
LME非鉄相場は、銅、鉛など僚品相場が調整安一巡から戻り歩調を鮮明化させている。需給タイトを背景に下値では根強い投機買いが入っているもので、下値試しの状況にあったアルミも先物が5営業日ぶりに2800ドル台を奪回した。
ただ、他メタル高の中にあって、反応の鈍さは否めない。アルミ独自の支援材料が不足していることに起因しているもので、ファンダメンタルズ面では、むしろ弱材料が目立っている。
一方、国内定期相場は、先限が330円台に乗せるなど、再び上場来の高値に迫る勢いを示している。
相場の戻りとともに、売り玉の因果玉化から買い方主導の色彩が強まっているが、海外市況の上値の重さを軽視したたまま戻り歩調を続けることになれば、その後の反動安に繋がる可能性もある。
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