(2007年06月20日)

国内アルミ:高値警戒圏に入る

国内アルミ相場は、他メタルと歩調を合わせる形でLME先物がトン当たり2700ドル台割れを一時的なものとして下げ一巡気配を示す中、為替の円安進行が手掛かりとなり、東京先限が上場来の高値を更新するなど上値追い傾向を示したが、海外市況自体、僚品高につれたもので、独自の支援材料を欠くだけに、高値警戒圏に入った感があり、追随買いにはリスクが伴うとみられる。

LME非鉄相場は、銅、鉛など僚品が買われ過ぎの反動から調整安に転じたものの、その後下げ一巡とともに戻り歩調を鮮明化させている関係上、下値試しの状況にあったアルミも先物が2700ドルの大台割れを一時的なものとして値戻し傾向をみせた。

ただ、他メタル高の中にあって、反応の鈍さは否めない。アルミ独自の支援材料が不足していることに起因しているもので、ファンダメンタルズ面では、むしろ弱材料が目立っている。

一方、国内定期相場は週明け、東京先限が海外堅調、円安進行を手掛かりとして、再度上場来の高値を塗り替えた。しかし、海外市況の上値の重さを軽視したまま戻り歩調を続けることになれば、その後の反動安に繋がる可能性もあり、高値警戒圏に入っているといえそうだ。

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