(2007年06月26日)

灯油:最需要期で上ザヤ

石油製品の灯油は、別掲の期先の足取りではキロリットル当たり6万6000円台で一定の日柄を費やした後に原油高で上放れた。

これまでは相場の上昇というよりは発会の際のサヤ、つまり価格差によるところが大きく、これが季節商品といえる灯油の特徴であり、つなぎ足では実態が分かりにくい灯油の一面といえそうだ。

現在は6万8000円台の推移とこれはガソリン期近に見合うもので、需要期がピークを迎えると、ガソリン、灯油ともに最近の原油高ならこのような値ごろを付けるということであろうか。

実践では、このような期先のつなぎ足にそれぞれの限月の一代足を併用することが求められるといえようか。

ここまで期先は12月限でいうまでもなくこの限月は民生用灯油の年間では最大の需要月である。次が1月、2月である。

この後指標となるNY原油がガソリンの需給ひっ迫などでバレル当たり70ドル台に乗せるなどのことになると、期先はさらに上値を目指すことになり、この限月にファンドの買いが入るとさらに上値を目指すことが見込まれる。灯油はガソリンに比べると、取組の厚みがなく、ファンドのように量的にまとまった買いが入ると、ガソリン以上に上値に買い上げられる。

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