
ガソリン:東京、夏高トレンド不変
ガソリンは期近と期先に大きな逆ザヤが形成されていることに触れるなら、これは夏場の需要期である(期近)と冬場のガソリンでは不需要期(期先)という需要背景の違いを指摘することが必要だ。それもこのようなサヤ関係を形づくったのは先月25日の7月限納会直前のことで、それまでは同ザヤに近い状態であったことから、この点に着目して先物市場に積極介入した元売りには先見性があったということであろうか。 期先の足取りでは2月に大きな下値を付けた後は右肩上がりで、5月と6月の下値は限定的なものにとどまった。限月が不需要期に移っても傾向として上昇型を維持していることから、これは原油高そのものであり、このトレンドはなお続くとみられる。NY原油はこの2年というもの、7月から8月に年間高値を付けていることから、この「夏高」はガソリンでは季節習性というべきもの、基本的な対応は従来通り押し目買いで良さそうだ。 期近と期先の大逆ザヤは変わるまい。








