
原油:NY、70ドル台定着は時期尚早か
石油市場の国際的な指標となるNY原油は、現地5日に一時72ドル台を付け6営業日続伸と上昇トレンドを継続しているが、市場には目先的な調整入りを指摘する向きも出始めた。 NY原油は、5日の終値は前日比0・40ドル高のバレル当たり71・81ドル。この日に付けたローソク足は、上ヒゲと下ヒゲがいずれも長いことから、これは相場が小康状態に移ることを示している。市場では、ガソリン最需要期を前に早々と70ドル台に乗せたことで、高値警戒感もみられる。 「70ドル台に乗せれば、2006年の78・40ドルを意識して上昇する」と、あるアナリストは指摘する。しかし、目先70ドル台前半での推移が続くと、これは高値警戒人気の台頭とも相まって天井圏との見方から、動きが荒くなるとの向きもある。 足元では、米ガソリン需給緩和やテクニカル要因から弱いと見られるが、今後のハリケーンや製油所のトラブルを考慮すると、中長期的な上昇トレンドは変わらないだろう。








