(2007年07月24日)
NY原油:目先、調整の可能性
石油市場の国際的指標となるNY原油は、現地20日現在バレル当たり75ドル台と高止まりしているが、目先はここ最近の上昇に対する調整の可能性もありそうだ。
NY原油の日足チャートでは、ここ2営業日のローソク足は上値が重いことを示唆している。現地19日のローソク足はたぐり線で、上位置に出れば売りを示している。また、20日のローソク足は大陰線であり、弱い線とされている。
他のテクニカルでみると、RSI(買われすぎ売られすぎを示す指標)では、明らかに買われ過ぎと見られる中、70―80%レンジで推移している。
NY原油は、米ガソリン事情を強材料としここまで上昇してきた。しかし、製油所の稼働率回復やテクニカル的な買われ過ぎ感などから、ガソリン相場が大幅に下落しているにもかかわらず、NY原油は上昇を続けてきたっことから、投機的な資金流入がささやかれている。
今後、製油所の大きなトラブルやハリケーン襲来などで供給懸念が生じれば、さらなる上昇もあり得る。だが、現在のファンダメンタルズからすると、ここからの一段高は難しいとも言えよう。
ソーシャルブックマークサービスにこの記事(ページ)を登録