
ニッケル:国内、戻り売りの流れ続く
国内ニッケル相場は、5月上旬に史上最高値であるトン当たり5万1000ドル台まで高騰したLME先物が一気に2万ドル近く暴落、ピークアウトした感があり、実勢を反映した適正価格を模索する展開にあるだけに、戻り売りの流れが続きそうだ。 LME相場は5月8日、先物が5万1000ドル台の最高値を示現した後、一転して急反落に見舞われるなど、買われ過ぎの反動が鮮明化しており、今月中旬の安値まで2万近く下落した。直接的には、現物―先物間の大幅逆ザヤからLME当局が規制強化策を実施したことがキッカケになった。 相場的には、投機筋によるマネーゲームが終焉、ピークアウトした感があり、改めて需給を反映した適正価格を模索する流れに転じたともいえそうだ。 国内定期相場は、LME相場の高騰を背景として、先限がキロ当たり5800円台まで買われたが、海外市況が引き続き反動安の流れの中にあるだけに、戻りも限定的で、高値修正の展開を続ける公算大とみられる。








