(2007年08月13日)

白金:一旦、自律反発局面か

 東京白金は、先限が直近の高値5153円(7月20日)を付けた後、直近の安値4828円(8月1日)まで約6・30%下落した。ここ数日は4870円台を推移しており、本格上昇に至るまでの調整局面の様相であった。ただ、現地9日のNYダウは、サブプライム問題の再熱を受け急落、再びリスク回避の機運が高まった。株を筆頭にコモディティからも資金が流出、足元は下降トレンドとなりそうだ。

 テクニカル的に見ると、東京金の移動平均線はデッドクロスを形成しつつある。ただ、だましである可能性もあるので見極めが重要。ポイントは、終値が2月26日の高値4782円をサポートできるかだ。これを維持できれば一旦自律反発局面となる可能性が高い。

 NY白金は、直近の安値1266ドルを割り込んでいる。足元のトレンドは下降トレンドと見られるが、中期的には1250ドルは実需の買いが入る様相。

 ひとまず落ち着いたと見られていたリスク回避の動きが再熱するなど、メタルにもその波が及んでいる。本格上昇のタイミングを見極めるには金融市場の方向性を掴んでからという向きになりそうだ。

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