(2007年08月27日)

ゴム:市場環境は弱気に味方か

ゴムは今月17日に起きた工業品総崩れで期先が底割れしてしまい、7月後半に展開された反騰相場は出直りにはつながらない戻り相場であることが確認された。7月初旬に付けた期先のキログラム当たり240円台前半の安値は、その後の反騰局面を通じて一部底入れ感も生じたのだが、振り出しに戻ってしまった。

貴金属などの動きをみる限り、株式や為替市場の動揺がこれで収まったとはいえず、石油はさらに地合いが弱いとなると、ゴムも下値の洗礼を受けるかもしれない。需給事情に関することでは、産地でタイの中央市場における集荷量が月を追うごとに増加していることがあり、ゴムの場合は産地需給に緩みが出るとタイムラグを置いて国内市場に波及することから、今後の弱材料として作用する可能性がある。その納会事情に表われるにはまだ時間が必要とみられるが、市場環境そのものは強気筋には形勢不利に。

ソーシャルブックマークサービスにこの記事(ページ)を登録
ブックマークに追加する