(2007年08月30日)

アルミ:国内、海外頭重く下値不安

国内アルミ相場は、世界的な信用収縮懸念が一応落ち着きを取り戻したことで、株価が反発気配を強める中、LME先物もトン当たり2500ドル台を回復したため、値戻し傾向を強めているものの、海外市況に関する限り独自の支援材料不足から戻りも限定的だけに、上値余地に乏しい市場環境にある。

LME相場は7月入り後、先物が2800ドルの大台を回復したものの、これを戻り高値として大きな流れとして修正安の動きを示している。

その後、米FRBによる公定歩合の引き下げ、政策当局による資金供給から、一応信用不安も落ち着きを示したことで、2500ドル台を回復した。ただ、自律的な反発として、その継続性を疑問視する向きが多い。

サブプライムローン問題に関し、抜本的な対策がとられた訳でなく、まだ火種を残しているとの見方があるためで、現実に、現地28日のNYダウは280ドル安と急落、為替も大幅ドル安に向かっている。目先的には、NYダウの大幅下落でみられるように、完全に信用収縮問題が払拭された状況にないだけに、その影響が海外市況にも波及する可能性もあり、下値不安残しの状態にある。

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