(2007年10月19日)
NY原油:目先、高値圏での調整か
石油市場の国際的指標となるNY原油は、目先は高値圏での調整となりそうだ。
テクニカルでみると、ストキャスティックス(買われ過ぎ売られ過ぎを示す指標)は、直近の買われ過ぎを示している。また、現地17日に一時バレル当たり89ドルちょうどを付け最高値を更新したものの、この日のローソク足は上ヒゲが長く、これは高値警戒を示唆するもので、これが目先の高値となる可能性もある。
この高値圏から下落した場合、足元のサポートラインはまず84ドル。その後は、80ドルとみられる。さらには、9月下旬から10月上旬にかけた80ドルを挟む調整局面で強く意識された、78ドル台が強力な下値抵抗線となろう。
ただ、現在のNY原油は人気相場と化しているため、この面での強さがあるのは確か。9月下旬の際のWトップ説や、移動平均線のデッドクロスなどの弱気観をもろともせず最高値を更新し90ドルに迫るなど、前述のような弱気テクニカル指標を意に介さない勢いが見受けられる。
このように相場が強い主要因として、9月の米利下げ後のドル安が挙げられよう。ユーロは対ドルで最高値を更新しており、このドル安トレンドが続く限り、NY原油が買われやすい構図となる。
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