(2007年10月23日)

ニッケル:国内、逆張り的な流れ続く

国内ニッケル相場は、LME先物が8月16日の安値(トン当たり2万5250ドル=引け値)を下げ一巡として、9月中旬には3万3000ドル台まで値戻ししたが、その後は大台を維持しながらも往来相場の域を出ないだけに、逆張り的な流れが続きそうだ。

LME相場は8月中旬にかけて、5月の最高値(5万ドル台)から半値近い水準である2万5000ドル台まで急落したが、その後下げ過ぎに対する修正もあって3万ドル台を回復、3万3000ドル台まで値戻しした。

ただ、最近になって米国のサブプライムローン焦げ付き問題に端を発した金融不安が再燃する兆しが表面化、NYダウを始めとした株価が急落、主要通貨に対するドル安が進むなど米景気への減速懸念が広がっている。

国内定期相場は、LME相場の出直り歩調を映し、先限がキロ当たり4000円台を回復したものの、急速な円高進行が嫌気されているのが実情で、目先的には海外市況自体もボックス圏の動きにとどまっている関係上、逆張り相場の域は出ないとみられる。

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