(2007年10月24日)

白金:内外、調整局面迎える

一本調子で上昇してきた内外白金相場は、ひとまずこれに終止符が打たれたようだ。G7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)を受けユーロは対円で165円を下回るなど下落、円建て白金価格は22日、一時ストップ安を付け先限8月限は5100円前半(グラム当たり)まで値を切り下げた。先送りされていた調整がようやく到来したとみられるが、足元では売買が交錯しており底堅い動きを演じている。

東京白金の先限は、8月22日に安値4483円を付けた後、10月15日には5284円まで上昇した。この間の上げ幅は801円(上昇率は17・80%)で、その3分の1押しが5017円、半値押しが4884円、3分の2押しが4750円となる。よって、まずは5017円までの調整を考慮する必要がある。

NY白金に目を向けると、8月16日に安値1226・50ドル(トロイオンス当たり)を付けた後、徐々に値位置を切り上げ9月の後半には1400ドルを突破した。その後は、19日には1459・20ドル(終値ベース)まで上昇した。しかし、上昇力に鈍化傾向がみられる金や、弱含みに推移する米株価などが圧迫要因となり、その後は上値が重い展開となっている。

足元では、強弱材料が交錯しており、今回の下落が本格的な調整となるかには判断が分かれるところだ。

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