(2007年10月25日)
原油:NY、目先弱含み続く公算
石油市場の国際的な価格指標となるNY原油は、目先的に弱含む公算が大きい。
現地18―19日と2度に渡り、時間外取引でバレル当たり90ドル台の過去最高値を付けた。この両日のローソク足を見ると、いずれも「かぶせ線」とも見てとれ、これが高値圏で現われるとその後の下落を示唆するとされる。こうして、過去最高値を付けた後のNY原油は続落。23日には時間外取引で84ドル台まで下落していることを考えると、高値達成感が生じたのは否めない。
仮に、この90ドルを目先天井とみた場合、過去の経験則からは1割程度下落するとされ、その際の下値は81ドル前後となる。まとめると、直近では9月20日時点で最高値であった84ドルを、下値としてサポートできるかが焦点となる。さらに、9月下旬から10月下旬に相場がもみ合った時の80ドル。そして、この際に強く市場で意識された78ドル台がより強力な下値支持線となろう。この78ドル台を割り込むようなことになると、年初から続いた右肩上がりの波動に、当面は終止符を打つことになりそうだ。
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