
東京ガソリン:一方的上昇には変化
石油製品のガソリンは、期先の足取りにみられるように相場は指標となるNY原油がバレル当たり90ドル台の高値を付けた際に7万円台に迫った。期先の単純な足取りという視点でみれば、昨年7月の時点ですでにこの7万円台の高値を付けた経緯があることから、NY原油が昨年夏の高値はおろか「過去」最高値を付けたなかでは国内ガソリンも7万円買いが目標にされてもおかしくない。 現実にそうした足取りをたどる中で付いたのが7万円寸前という直近の高値で、その後に米株価急落の影響で原油や金の商品相場が下落してしまい、ガソリン期先の7万円買いは果たせなかった。 この高値に至る過程が貴金属の金や白金ともども一方的な上昇であったことが大きな特徴で、したがって短期的な調整が入ってもこれはあくまで自律的なものであるといえよう。 そうした中で8月のような米株式相場の急落が起こったとあって、これで基本的な相場の流れが変わったのかどうか、この点の判断はまだ不可能であり、もう少し様子をみる必要があろう。








