(2007年11月01日)
原油:NY、90ドル挟む調整局面か
石油市場の国際的指標となるNY原油は、目先バレル当たり80ドル台(80―90ドル)での調整局面となる可能性が高い。
前週末から今週前半にかけ、3営業日連続で過去最高値を更新した。ところが、現地10月30日には大幅反落となり、チャートでは大陰線のローソク足を付けた。このような直近の足取りからすると、市場が過熱化したこの間は、いわゆる「3日天井」とも言える。また、この大陰線が高値圏で出現した場合は、天井形成のシグナルでもあり、注意が必要なところ。
振り返ってみると、8月1日時点で過去最高値(78ドル台)を付けた数日後に大陰線を付け、その後のNY原油は一時68ドル台まで下落した経緯がある。これを考慮すると、足元でも下落することが考えられる。
このまま下落した場合、90ドルを挟んだ調整が考えられる。さらには、10月29日の93ドルを目先天井と見た場合、経験則から1割程度下落することも考えられ、その場合の下値は84ドル台。前週には、この水準が下値抵抗線として強く意識され、その後の最高値更新となった経緯もあることから、ここをサポートできるかがポイントとなりそうだ。
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