(2007年11月02日)
東京ゴム:なお強基調で推移か
ゴムは石油や貴金属というコモディティの上昇に歩調を合わせて直近では期先がキログラム当たり300円台という高値を付けた。
代表的なコモディティ上昇の先鞭を付けた感もあり、この堅実な足取りがかえって好感されてここまで上昇したといえよう。
石油や貴金属ほどの取組がないことから、ファンドのように市場に影響力を持つ勢力が売買すると、これには敏感に反応することになる。今回は下値で大量に建てられたファンドの買いが存在感を増して市場でもこれを警戒して安易な売り込みを見合わせ、これが上昇相場をもたらした。
今週は石油が上昇した先月29日に一度、期先が300円の高値を一時付け、月替わり初日にまた上昇した。これまでの期先の足取りからすれば想定内の300円相場であり、商品全体の上昇トレンドからするなら特別な意味合いがあるということでもない。ただ、市場一般はここからの上昇には慎重姿勢なので、人気的な盛り上がりということでは何かのきっかけが欲しいところ。これは原油相場でいえばバレル当たり90ドル台後半の高値に進むことだし、金でいえばNY市場のトロイオンス800ドル台の高値を安定的に付けることだろう。基調は強いままの相場といえようか。
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