(2007年11月06日)

ニッケル:国内、逆張り相場の域出ず

国内ニッケル相場は、LME先物が9月中旬にトン当たり3万ドル台を回復、一時的に3万3000ドル台まで上伸したものの、その後は決め手材料難から3万2000ドルを挟んだ攻防とボックス圏での動きに終始しているだけに、逆張り的な流れが続きそうだ。

LME相場は8月16日、先物が5月の最高値(5万ドル台)から半値近い水準である2万5250ドル(引け値)まで急落したが、その後下げ一巡とともに、修正高に転じ、3万ドル台を回復、一時3万3000ドル台まで値戻しした。非鉄市場全般に投機資金が流入したことも相場回復に繋がった。

ただ、米国のサブプライムローン焦げ付き問題に端を発した金融不安が再燃する兆しもみられ、NYダウを始めとした世界的な株価の不安定な動きが目立っているなど米景気への減速懸念が広がっている。

国内定期相場は、LME相場の出直り歩調を映し、先限がキロ当たり4000円台を回復したものの、その後海外の戻り一巡とともに、上げ一服に転じている。目先的には、LME相場の動意が期待しにくい状況にあるだけに、3800円を中心とした逆張り相場を強いられそうだ。

ソーシャルブックマークサービスにこの記事(ページ)を登録
ブックマークに追加する