(2007年11月09日)

原油:NY、100ドル試す相場が続く

石油市場の国際的指標となるNY原油は、目先バレル当たり100ドルを試す動きに変わりはなさそうだ。

市場環境を見ると、現地7日に米株価は急落。為替も依然としてドル安が続いている。こうした中、株価の影響を受けにくいコモディティには資金が入りやすく、これにより原油のみならず金なども依然高値圏での推移となっている。ファンダメンタルズでは、足元の需給ひっ迫懸念が強まっている。こうした中で、トルコやイランなどの中東を巡る地政学的リスクなどが加わるなど、上昇材料が揃っている。

このようにNY原油は100ドルを試す動きが広がる中、テクニカル面では弱気な指標が目立つ。

ファンダメンタルズは強気。一方のテクニカルは弱気な見通しの中でも、米景気不透明感による株価の不安定や、為替のドル安など、9月の米利下げ後も市場環境は変わっていない。これらを受け、最近の高値に警戒感があっても、方向として100ドルを目指すことに変わりはなさそうだ。

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