(2007年11月13日)

アルミ:国内、買い方主導の展開

国内アルミ相場は、LME先物がレンジ上限をクリア、一気に2カ月半ぶりのトン当たり2600ドルの大台に乗せ、その後も銅など他メタル安の中で底堅さを維持している関係上、買い方主導の展開が続く公算大とみられる。

前週のLME相場は、銅など僚品相場が上げ一服から調整色を強めたにもかかわらず、先物がレンジ上放れ後も2600ドル台を維持するなど底堅さが目立っている。他メタルと比べた出遅れ感あるいは割安感が底堅さに結び付いたほか、LME在庫の漸減、ドル安が下支え要因になったようだ。

目先的には、他メタルが修正安の流れを示しているのに対し、アルミは底堅さを持続しており、2600ドル台を維持することができれば、上値に照準を合わせる環境が整ってくるとみられる。

国内定期相場は、海外市況の出直り気配を好感する形で前週明け3日連続して先限が一代(取引期間中)の高値を更新、300円台相場に突入するなど大きく価格水準を切り上げた。ただ、週央には急速な円高進行が嫌気され、ストップ安含みで値を消す展開になった。

このように国内定期市場にとってドル安円高は弱気要因になるものの、海外市場では輸出マーケットの活性化から強材料視される側面があるだけに、円高によって売り込まれた反動が今後表面化することも予想される。

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