(2007年11月20日)
国内ニッケル:海外頭重く戻り売り―国内ニッケル
国内ニッケル相場は、LME先物が9月中旬にトン当たり3万ドル台を回復、今月12日には3万4000ドル台まで上伸したものの、その後他メタル同様調整安に転じるなど上値の重さが目立つだけに、戻り売りに比重を置いた逆張り的な流れが続きそうだ。
LME相場は、先物が5月の最高値(5万ドル台)から半値近い水準である2万5250ドル(引け値)まで急落したが、その後下げ一巡とともに、修正高に転じ、3万ドル台を回復、今月中旬には3万4000ドル台まで上伸した。国際商品全般に投機資金が流入、これが値戻しに繋がったようだ。
コモディティ高をけん引してきた原油、金が実態経済の悪化を懸念する形で修正安に転じており、ニッケルも再び戻り一杯から3万1000ドル台まで下落している。
国内定期相場は、LME相場の出直り歩調を映し、10月中旬にかけて先限がキロ当たり4000円台を回復したものの、その後海外の戻り一巡、為替の円高進行とともに、高値修正に転じている。
目先的には、LME相場が戻り一巡した感があるほか、為替も円高化が上値を抑える要因になっているだけに、戻り売り有利の市場環境にあるとみられる。
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