(2007年11月28日)

国内アルミ:なお下値不安残し

国内アルミ相場は、海外市況が高値一巡から下値を模索する流れに転じているほか、急速に円高が進んでいることに加え、大きく価格水準を切り下げたことに伴う高値買い玉の因果玉化と内部要因悪が目立つため、依然として下値不安残しの展開が続きそうだ。

LME相場は、サブプライムローン問題の再燃による株価の下落、米景気減速懸念の台頭から銅など非鉄相場が上げ一服から調整色を強めたことから、これに追随する形で先物が6日のトン当たり2645ドルを戻り高値として反落に転じ、前週末には前月17日以来の2500ドル台割れまで下落した。

一方、10月末にキロ当たり300円台相場に突入した国内定期相場も、連日にわたり各限月が軒並み一代(取引期間中)の安値を更新するなど値ごろ水準を切り下げている。海外市況が戻り一巡とともに下値を試す流れに移行しているほか、円高が急速に進んだことが嫌気されているもので、買い気が大きく後退している。

内部要因面でも高値買い玉の因果玉化が目立つだけに、海外、為替動向にかかわらず、買い方の整理を催促する展開が予想される。

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