(2007年11月29日)

東京金:原油高で下値切り上げ

東京金は目先、再びグラム当たり3000円台を目指す可能性が残る。7日に付けた高値3102円が天井かどうかを試す意味での上値追いが想定される。チャート的には好転した様子も窺え、下値は切り上がっている。ローソク足を見ると、20日に直近の安値である2752円を付けた後は小陽線が続くなど堅実な足取りであることが見てとれる。

国内金相場を振り返ると、東京金先限10月限は7日に高値3102円を付けた後調整局面入りし、20日には安値2752円まで売り込まれた。これは、8月17日の安値2389円から7日の高値3102円までの上げ幅となる713円(上昇率29・8%)のほぼ半値押しの水準に当たる。同水準を割り込むと、3分の2押しとなる2628円まで売り込まれることが想定されたが、原油高や海外高に支援されこれはサポートされた。

NY金相場は調整局面を迎え、19日にはトロイオンス当たり778・00ドルまで軟化した。しかし、26日には826・50ドルまで上伸、4営業日で48・50ドル上昇するなどボラティリティの高い展開が続いている。これで調整局面は終了したとの見方も多く、再び850ドル攻防となれば、国内金相場もこれに追随すると予想される。

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