(2007年12月03日)
NY原油:90ドルのサポートが焦点
石油市場の国際的指標となるNY原油は、当面バレル当たり90ドルをサポートできるかがポイントとなる。
NY原油の日足チャートを見ると、直近で陰線が3本並んでいる。また、現地11月29日の時間外取引では、上ヒゲの長いローソク足を付けた。このローソク足は上値づかえの表れから、今後のもみ合い、もしくは転換を意味するなど弱気に受け取られやすい。
3月にこのような上ヒゲが長いローソク足を付けた際、その後、しばらくは相場がもみ合った経緯がある。この点から見ても、このローソク足を付けたのは気がかりである。
こうした中、目先は90ドルを巡る攻防が焦点となりそうだ。市場が100ドルを試した際に、強く下値支持線として意識された90ドルを割り込むとなると、ダブルトップ形成ともみられ、直近99ドルが天井となる可能性もある。仮に、90ドルを割り込んだ場合は、以前、市場で下値支持線として強く意識された、85ドル前後が新たなサポートラインとなる。
これらを受け、相場の材料として注目されるのは、目先、石油輸出国機構(OPEC)による追加増産観測となりそうだ。
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