(2007年12月04日)
東京アラビカ:底堅い展開になるか
東京アラビカコーヒー相場は、目先的には底堅く推移するとみられる。
11月最終週に入って早々、NY原油相場の急落をキッカケにして、多くの商品が売られた。
具体的に見ると、11月26日高値から同28日安値までの下落率を見ると、NY原油期近が8・9%、同金期近が3・1%(中心限月は5・5%)、同白金中心限月が4・9%、シカゴ・コーン期近が3・6%、シカゴ大豆期近が3・0%といった具合だ。
しかし、そうした中で、NYコーヒー期近はポンド当たり120セント台前半をもみ合い、多くの商品が大幅安に見舞われた同28日には、前日比3セント以上も切り返すという異なった動きを見せた。為替の円高の影響でNYとは異なる軟調な動きを強いられてきた東京アラビカも、同29日に急反発、一部ストップ高を演じた。
コーヒー独自の材料が不足気味の状況下で、他商品相場の動きに左右されやすい環境にあったにもかかわらず、内外で基調の底堅さを見せたことは評価すべきとみられる。
その基調の底堅さをサポートしている一因として、長期的な需給の引き締まり見通しが出ていることが挙げられる。目先的には現地12月7日に米農務省が発表する世界コーヒー需給統計(今年6月発表の改訂版)が注目される。
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