(2007年12月20日)

東京灯油:現物事情軟化で弱含む

需要最盛期を迎えた灯油は、上昇トレンドとはみられるものの、目先的には現物事情の軟化などから弱含むこととなりそうだ。

期先の日足ローソク足を見ると、キロリットル当たり7万円台を回復したことから、上昇トレンドに転じたとされる。しかし、18日の終値である7万2000円台からの、さらなる上昇は考えにくい。

期近の動きを見ると、19日は一時1500円超の下げ幅を記録し、7万4000円台とした。期近(2008年1月限)は灯油の需要期であり、期先(08年6月限)は不需要期であることから、この時期は通常、バックワーデーション(逆ザヤ)が形成される。こうした逆ザヤの中、期近が7万4000円台と上値が重いとあっては、期先が上昇することは難しそうだ。

ただ、灯油は気温による価格変動が大きいことから、この年末年始に全国的寒波到来ともなれば、再び上昇しやすい。期先は、7万円を下値支持線として材料を待ち、今後上値を目指す公算が大きい。

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