(2007年12月26日)
東京金:ジリ高で下値を固める
東京金は、別掲の期先の足取りにみられる通り今年後半は8月の米サブプライムローン問題に伴う安値を起点とした上昇局面が11月まで続き、これがすべてだった。足掛け3カ月にわたる上昇局面は値幅的に安値がグラム当たり2400円で対する高値がおよそ3100円であるから、700円にも及んだことになる。NY市場の金が一方的な上昇相場になったことに追随したもので、原油を交えて今年は商品相場が新たな投機資金の流入で大相場になったことを物語る。
11月上旬の高値はこの原油と金でほぼ同じタイミングで形成されているため、もともと高い相関性であることの表われといえよう。
この一方的な上昇局面の反動安が2700円近い安値に連動したことになるが、その後のジリ高が何を意味するのか、この分析が来年の新春相場につながることになる。新たな上昇相場の始まりなのか、それとも単なる戻りなのか、新春相場でこの答えが出るであろうが、期先の線形としては2800円台で日柄を費やした3000円指向というものであり、トレンド的には明らかに下値切り上げ型である。

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