(2007年12月27日)
NY原油:目先、95ドル突破が焦点
石油市場の国際的指標となるNY原油は、目先的にはバレル当たり95ドルを突破できるかが焦点となりそうだ。11月に100ドルを3度トライしたが、大台乗せに届かなかったことで、その後は85ドル台まで下落した。これにより、相場は弱基調に転じたとみられた。変化が生じたのは、12日に付けたローソク足の大陽線であろう。この日は、終値で94ドル台を回復している。
その後は、ほぼこの大陽線のレンジ内(89―94ドル)での推移が続いている。また、6日と13日の下値にトレンドラインを引き、一方で11月26日から12月12日の大陽線の上値にトレンドラインを引くと、現在の94ドル台はこの両トレンドラインの三角持ち合いを上放れていることがわかる。これにより、前述の下値トレンドラインを支持線としながら、上値を試す公算が大きい。
上値を試す材料としては、27日に発表される米エネルギー情報局(EIA)の週間石油在庫統計となろう。事前予想では、市場で注目される原油、製品在庫ともに減少となっている。これを材料に、95ドルを上抜けるかがポイントとなる。

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