(2008年01月18日)
国内アルミ:弱基調持続の公算大
国内アルミ相場は、非鉄市場への投機資金を反映し、LME先物が昨年11月下旬以来のトン当たり2500ドル台を回復したものの、結果的には一時的なものに終わるなどファンダメンタルズ面からの支援不足が響き、上値の重さが再確認された感があるほか、為替も米景気減速懸念の拡大とともにドル売りの流れが鮮明化しているため、弱基調持続の公算大とみられる。
サブプライムローン問題に絡んだ金融機関の損失が膨らむとともに、米景気減速懸念が拡大、米国を中心とした株式市場が大きく価格水準を切り下げており、投機資金が株式、債券から現物資産の商品市場に流れる傾向が顕著になっている。
このような流れを受け、LMEアルミも年明け後上値に向けて動意づき、現地14日には先物が引け値ベースで昨年11月下旬以来、ほぼ1カ月半ぶりに2500ドルの大台を回復した。ただ、LME在庫が94万トン台に乗せるなど需給関係を含めてファンダメンタルズ面からの支援材料を欠くだけに、他メタル追随の感は拭い切れず、大台を維持するまでには至らなかった。
国内定期相場も300円相場から大きく価格水準を切り下げている。年明け後の急速な円高ドル安が響いたほか、海外市況の戻りが一過性のものに終わるなど頭重さが再確認されるとともに、市場全般に買い気が後退しているもので、引き続き下値不安残しの環境にある。

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