(2008年01月31日)
国内アルミ:戻り一服の公算大
国内アルミ相場は、米金利の追加引き下げ観測を受けて米国を始めとした株式市場が落ち着きを取り戻す気配を示していることを受け、LME先物がトン当たり2500ドル台を回復したため、下げ一服から反発に転じているものの、アルミ独自の直接的な支援材料不足は否めないだけに、戻りも限定的とみられる。
米金利の緊急引き下げ実施に続き、現地29―30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でも追加利下げ観測が強まっており、これを受けて不安定な動きをみせていた株価も上昇に転じるなど落ち着きを取り戻している。このような流れを受けて、非鉄相場も株価連動の動きを示しているもので、LME先物が今月14日以来、2週間ぶりに2500ドルの大台を回復した。
このため、前回の大台回復同様、大台回復も他メタル追随の感は拭い切れず、チャート上も2500ドル台を維持できるかが今後の課題になるとみられる。
一方、円高進行を嫌気する形で期先が一時キロ当たり260円台まで下落した国内定期相場も下値警戒とともに、戻り歩調に転じている。円高一服気配も影響したが、指標のLME相場が本格的な出直りに向かうが疑問もあるだけに、買い上がるまでの勢いはみられない。
目先的には、LME先物の大台維持如何を見極めたいとするムードが市場を支配しているだけに、戻り一服に転じる公算大とみられる。

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