(2008年02月08日)
東京アラビカ:海外映し強基調地合いか
東京アラビカコーヒーは、目先的には強調地合いが続くとみられる。
国内アラビカにとって指標価格を提供するNYコーヒー相場は、先行きの需給懸念を背景に上昇基調が続いている。世界全体の期末在庫は1960―61年度以来の最低水準を記録しており、これが支援材料の中核をなしているとみられる。
NYは、1月中旬に130セント台(ポンド当たり)後半の水準に達した。主要国際商品のなかで出遅れ感が最も強いとされていたNYコーヒーだが、いまや期近ベースで140セントを超え、150セントが視野に入っている。中長期的には「170―180セントをつける公算がある」(カネツ投資顧問アナリスト・小林健治氏)との見方も出ている。
一方の東京アラビカコーヒーは、本来であればNY相場を映す流れになろうが、取組高や出来高の低迷が続き、また為替の影響もあり、必ずしも海外を反映した展開になっていないようだ。
ただ、そうは言ってもやはり海外相場がNYだけでなくロンドン市場(東京ロブスタコーヒーの指標)も上値を指向している(トン当たり2000ドルを超えて高値圏にある)ことから、これらの相乗効果で国内も人気相場化する可能性は十分にあるといえる。海外の強調地合いの背景には、投機的な動きもあるとみられるが、ファンダメンタルズ(需給要因)の確固とした裏付けがある。

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