
国内アルミ:高値警戒圏に近づく
国内アルミ相場は、世界的に株価が落ち着きを取り戻しつつある中、中国での電力不足問題がクローズアップされ、LME相場が一時トン当たり2700ドル台に乗せるなど上値に向けて動意づいたため、キロ当たり290円相場に底上げしているが、中国における生産停止を買い過ぎた嫌いがあるだけに、買い上がりには警戒を要する状況になっている。 中国アルミの傘下にある2精錬所が電力不足を理由に生産を停止しているとの報が伝わり、これが投機買いの勢いを増し、一時的ながら先物が昨年8月以来、約半年ぶりに2700ドル台に到達、上値に向けて動意づく格好になった。長期的に独自の材料が見当たらない状態が続いただけに、相場へのインパクトがより大きなものになったようだ。 円高進行で売られた国内定期も海外の出直りとともに、290円相場へと価格水準を切り上げているものの、海外の戻りが早急過ぎる嫌いがあるだけに、高値警戒圏に近づきつつあるとみられる。






