(2008年02月19日)

NY白金:買い方は建玉維持か

白金相場は、誰の目からも明らかな通り買われ過ぎである。今年に入ってからだけでも、1月中旬の直近安値であるトロイオンス当たり1500ドルから2月中旬の2100ドルまでのわずか1カ月で600ドルに達したからである。

実際、テクニカル指標のRSI(相対力指数)で見ると、短期で80を超え、既に90近くに達するという異常事態である。さらに、このRSIは中長期でも同様に90を突破する水域に入ってきている。ただし、このRSIであるが、短期的には1550ドル付近で買いシグナルが点灯した後、まだ売り指示は出ていない。まだ相場が上昇傾向であることを示唆している。

一方、ストキャスティクスは2000ドル付近で売りシグナルを出してきている上、短期トレード指標のウィリアムズ%Rも同様に2000ドル付近で売り指示である。またRSIと並んで指標性の高いMACDは1600ドル付近で売りシグナルを点灯させたままであり、その意味からしてもそのレベル以上は行き過ぎている可能性がある。

以上のことから総合的に考えると、テクニカル指標の多くは売りシグナルを点灯させているものの、最も指標性の高いRSIがまだ買い指示のままであること、さらにMACDの状態などを考慮すると、修正安がすぐに来るという兆候はなく、買い方は建玉維持、新規は見送りたいところである。

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