(2008年02月26日)

NY原油:再び100ドル試す公算大

石油市場の国際的指標となるNY原油は、再びバレル当たり100ドルを試す展開が予想される。

テクニカル的に見ると、直近のNY原油のチャートはダブルボトムを形成しており、これにより相場は強基調に転じている。足元では年初来となる100ドルを付け、過去最高値を更新した。ただ、100ドル超の水準では上値に重さもみられる。

一方、ファンダメンタルズに目を向けると、現地22日にはトルコ軍がイラク北部へ再び侵攻するなど、地政学的リスクの高まりから反発している。その後、現地24日のNY時間外取引では99ドル半ばまで上昇しており、底堅い動きを見せている。

また、現地22日に発表された19日現在の米商品先物取引委員会(CFTC)によると、大口投機(ファンド)筋は、NY原油のネットロングを前週から大幅に拡大している。これは、石油市場に資金が流入している表われといえよう。

これに対し、景気減速が現実味を帯びなければ、NY原油への投機資金流入は続き、相場を押し上げる可能性が高そうだ。

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