(2008年02月29日)

東京白金:強気に傾いた相場に

東京白金は、指標のNY高を映して上昇基調が続きそうだ。

NY白金相場は、「考えられない暴騰相場」(カネツ投資顧問調査部アナリスト・影山辰夫氏)との指摘が物語るように、過去に見られなかったほどの大相場を演じている。このため、テクニカルな経験則を当てはめて予測するのは難しい状況になっている。以前は通用していた値ごろ感も判断しづらい状況にあるようだ。

このような状況下で「売り(のチャンス)は一瞬しかない」(大手取引員)と言われるほどに強気に傾いている相場つきになっている。

一方、ファンダメンタルズ(需給要因)を見ると、南アフリカ共和国の電力不足による供給ひっ迫懸念は解消のメドがたっていない。この状態は当分続きそうで、目先もこれを強材料にますます上昇の勢いを加速させるとみられる。

このように相場高騰の背景として、需給の裏づけがはっきりしていることが挙げられる。自動車の触媒需要が落ち込むことは現時点では考えにくいと見る向きもあり、この工業用需要が旺盛である限りは内外ともにさらなる一段高を視野に入れたい。

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