(2008年03月05日)

国内アルミ:強基調持続の公算大

国内アルミ相場は、中国、南アフリカでの電力不足に伴う生産障害がクローズアップされる中、米景気後退、インフレの同時進行懸念からドルの全面安が顕現化、ドル建てコモディティ全般に投機買いの動きが一段と活発化しており、LME先物も一気に2006年5月以来のトン当たり3000ドル台に到達するなど騰勢を強めている関係上、為替の円高化が上値を抑える要因になりながらも強基調を保つ公算大とみられる。

今回のLME相場高騰のキッカケとしては、中国における雪害に伴う精錬所の生産停止情報や南アフリカでの電力不足問題が挙げられるが、その後の騰勢は、米景気後退、インフレの同時進行、ドル安に起因したコモディティ全般の投機的な買い人気にあるとみられる。

一方、国内定期も連日にわたり期先中心として一代(取引期間中)の高値を更新するなど大きく価格水準を切り上げている。

相場的には、急激な相場上昇から、内外市場とも一旦調整を入れる可能性があるが、海外市況は投機色を強めているだけに、早急な相場の崩れは予想しにくい環境にある。

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